皆さん、年末年始の旅行先は決まりましたか?
コロナ禍の影響はまだ残りますが、全国旅行支援(旅割)が実施されるなど少しずつ規制も緩和されてきており、国内旅行だけでなく、今年こそは海外旅行を計画されている方も多いかと思います。
私は普段、長期休暇の取りやすい年末年始やゴールデンウィーク、夏季休暇に海外旅行をしていますが、年末年始の海外旅行はイベントが盛りだくさん!
特に、年末年始の旅行の場合、年越しのカウントダウンイベントが大人気であり、それと同時に年始のイベント、『初日の出鑑賞』も我々、日本人にとっては重要なイベントではないでしょうか?
「初日の出を鑑賞し、神社に初詣して新年を祝う」
初日の出と初詣を同日にされるケースも多いと思いますが、海外で初日の出を鑑賞して帰国後に初詣するプランを個人的にオススメします!!
本記事では、年末年始の海外旅行で私が実際に体験した初日の出鑑賞のおすすめスポットを厳選して紹介します!
そして!?
初日の出(サンライズ鑑賞)を旅行の1番の目的としつつ、年末のカウントダウンイベントなどその他にも楽しめるアクティビティについても補足しているので、年末年始の旅行先として参考にしていただければ幸いです。
年末年始の海外旅行で初日の出を鑑賞!おすすめスポット5選!
私が実際に訪れた中から厳選した初日の出の鑑賞スポットを5つ紹介します!
選定理由として、サンライズ鑑賞として最適なロケーションはもちろん、旅の予算や、初日の出鑑賞する際の混み具合や実施するためのハードル、その他のアクティビティが充実しているかも考慮しています。
オーストラリア:世界の中心ウルル(エアーズロック)
評価ポイント | 5つ星評価 |
サンセット鑑賞の魅力 | ★★★★★ |
旅の予算 | ★★☆☆☆ |
混雑さ | ★★★★☆ |
過酷さ | ★★★★☆ |
その他アクティビティ | ★★★★★ |
総合満足度 | ★★★★★ |
映画「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地としても有名なエアーズロック。実際に世界の中心という意味合いで「大地のヘソ・地球のヘソ」といった呼ばれ方もされています。ユネスコ世界遺産に登録されており、観光スポットとしてもシーズン問わず人気の渡航先ですが、初日の出の鑑賞場所として選定した理由は「圧倒的なパワー」の凄さ。
オーストラリア先住民のアボリジニにとっては今なお聖地として信仰されるウルル(エアーズロック)ですが、太陽に照らされたウルルの姿に、圧倒的なパワーを誰もが感じるはず。
実際に私が訪れた際は、太陽こそ空から顔を見せませんでしたが、太陽の光を浴びたウルルの輝きに言葉を失うほど感動しました。
ウルルを眺めながらシャンパンで乾杯できるオプショナルツアーも開催されているので、新年を祝うのに最適です。年末年始を含めたシーズン時期は観光客が多く訪れますが、多くの旅行会社が少人数制のツアーを開催しており、眺める場所も一定の距離で制限されている為、混雑してゆっくり眺められなかったといった心配もありません。
日本からウルルまでの直行便はないため、オーストラリアの最大都市シドニーからの経由便が最適。シーズン時期は早い段階で航空チケットが売り切れるので、日本からシドニーまでの航空チケットだけでなく、特にシドニーからウルルまでの国内線の航空チケットを忘れずに予約しましょう。
年末にシドニーで開催される年越しカウントダウンは世界最大規模。こちらも見逃せないアクティビティなので、年末カウントダウンと初日の出鑑賞をセットで旅程を立てることをオススメします。
※ウルル登頂は2019年より全面禁止されています。
トルコ:カッパドキアの岩石遺跡群
評価ポイント | 5つ星評価 |
サンセット鑑賞の魅力 | ★★★★★ |
旅の予算 | ★★★☆☆ |
混雑さ | ★★☆☆☆ |
過酷さ | ★★★☆☆ |
その他アクティビティ | ★★★★★ |
総合満足度 | ★★★★☆ |
アジアとヨーロッパにまたがる唯一の国であるトルコでは、イスタンブールにあるアヤソフィアなど東西文化を肌で感じられる場所として世界中から旅行者が訪れます。そして、カッパドキアの岩窟群も観光スポットとして大人気。カッパドキアで催行される熱気球ツアーは特に有名で、一度は写真で見たことがあるのではないでしょうか。
カッパドキア上空を飛行する数え切れないほどの熱気球。世界遺産に認定される「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石遺跡群と」を縦横無尽に舞い上がります。熱気球ツアーは大人気となり予約は必須。シーズン中は予約が一杯で参加できるのは明日以降、2日後になるケースも。事故防止のため、雨天は中止なうえ、風が強い悪天候では飛行できない制限日もあるので余裕を持った計画を立てるようにしましょう。
熱気球ツアーの予算は150〜200ユーロ(約22,500円〜30,000円)と少し高額になり、日本からの航空券も少しお高めなのでトルコ旅行全体の旅費は高くなりますが、熱気球ツアーに参加する価値は間違いなくあります。
初日の出鑑賞に最適なサンライズ鑑賞だけでなくサンセット鑑賞ができるツアー、貸切状態のプライベートツアーまで様々なプランが用意されているので年末年始だけでなく、年中楽しむことができます。
※私が実際にトルコ観光した際の旅行記を共有します!
ミャンマー:バガンの世界三大仏教遺跡群
評価ポイント | 5つ星評価 |
サンセット鑑賞の魅力 | ★★★★★ |
旅の予算 | ★★★★★ |
混雑さ | ★★★★☆ |
過酷さ | ★★★☆☆ |
その他アクティビティ | ★★★★★ |
総合満足度 | ★★★★★ |
ミャンマー旅行は、日本からの航空券も比較的安いうえに、物価も日本より低く、旅費を抑えて訪れることができます。今回紹介するバガンは、ミャンマー最大の都市であるヤンゴンから飛行機で約1時間20分の距離に位置しており、サンセット鑑賞の場所としてオススメするのが、バガン遺跡群。
バガン遺跡群は、世界三大仏教遺跡の1つとして知られており、仏教の聖地。約40kmにわたち広がる平野に3,000以上のパゴダ(仏塔)が今もそびえ立っており、その景色は圧巻です。
私自身も初めてバガンを訪れた際には、辺り一帯に無数のパゴダが拡がる光景に衝撃を受けました。遺跡だとカンボジアにあるアンコールワットが有名ですが、規模がまったく違います。私は遺跡を訪れることを観光の目的にすることが多いのですが、正直、良い意味でバガン遺跡群を訪れてからはお腹いっぱい過ぎて、観光における遺跡への優先度が下がるほどでした。
これまでユネスコが設ける遺跡の修復に関する要件などを満たせてなかったために世界遺産に認定されてませんでしたが、2019年7月についに世界遺産に認定されました。私が訪れた際は認定前だったので良いのか悪いのか様々なパゴダに登り放題の状況でした。直近ではパゴダへの登頂が制限されている可能性もありますが、展望台が設置されているのでご安心を。
写真で見たことがあるかもしれませんが、バガン遺跡群においても熱気球に乗ってサンセット・サンライズ鑑賞ができるツアーが催行されています。
ミャンマー旅行では、バガン遺跡群での遺跡巡りだけでなく、ナッ信仰の聖地として平野にポツンとそびえ立つポッパ山やヤンゴン市内にある文字通り黄金に輝くシュエジゴンパゴダをはじめ、多くの観光スポットがあって見所満載です。
エジプト:ルクソールの王家の谷
評価ポイント | 5つ星評価 |
サンセット鑑賞の魅力 | ★★★★★ |
旅の予算 | ★★☆☆☆ |
混雑さ | ★★★☆☆ |
過酷さ | ★★☆☆☆ |
その他アクティビティ | ★★★★★ |
総合満足度 | ★★★★☆ |
「エジプト=ピラミッド」と連想するように、エジプト観光において首都カイロ近郊にあるギザの三大ピラミッドは定番中の定番として、いつ訪れても多くの観光客で賑わっています。そしてエジプトの都市ルクソールは、古代エジプトの都テーベがあった場所であり、かの有名なツタンカーメンや多くのファラオが埋葬された王家の谷、そしてファラオのなかでも唯一、大王として君臨したラムセス2世が建設したアブシンベル神殿などがある人気の観光スポット。
実は!?
あまり知られていませんが、ルクソールでは世界一安い熱気球ツアーに参加できます。
私が訪れた2018年1月時点では、熱気球ツアーは1人当たり、5,000円もしませんでした。先ほど紹介したトルコのカッパドキアでは、ツアー代が約20,000円以上も掛かることを考えると、なんと4分の1未満。
破格の値段でありながら、ルクソールの上空を熱気球で周遊するので王家の谷はもちろん、ナイル川まで眺望できるうえ、年始に参加した場合は、初日の出を鑑賞できるなどコスパ抜群です。
個人的な意見として、熱気球ツアーに参加する前に、先に王家の谷やその他の遺跡などを観光されると、「あそこが昨日訪れた〇〇だ」など観光スポットを探すこともできて、より楽しめると思います。
旅行シーズンの観光であっても、ピラミッドや他の遺跡とは違い事前予約制なので、サンセット鑑賞で混雑することはありません。ただし、現地で熱気球ツアーを予約する場合は悪徳業者に騙されるなどトラブルも発生しているので、旅慣れてない方には少し過酷です。(心配な方は事前にオンライン予約できます)
日本からエジプトまでのフライトは少しお高めですが、有り難いことにエジプトは日本より物価の安い国なので、食事や観光など滞在費を抑えることができます。ピラミッドに古代エジプトの遺跡など、その他のアクティビティも充実しているうえ、2022年11月現在では、多くのピラミッドが補修を完了し内部に入れる場所も増えています。また延期されていた大エジプト博物館も近々、ついに開館する予定です。そして、年始の海外旅行であればルクソールでの熱気球ツアーによる初日の出鑑賞は必見なので、参加することをお忘れずに。
アブ・シンベル神殿(アスワン)までの移動方法について、
車や電車だけでなく、ルクソールからナイル川クルーズで行く方法もオススメです!
アメリカ:ニューヨークのブルックリン橋
評価ポイント | 5つ星評価 |
サンセット鑑賞の魅力 | ★★★★☆ |
旅の予算 | ★★☆☆☆ |
混雑さ | ★★★★☆ |
過酷さ | ★★★☆☆ |
その他アクティビティ | ★★★★★ |
総合満足度 | ★★★★☆ |
海外旅行だけでなく住みたい都市としても大人気のアメリカ、ニューヨーク。特に、タイムズスクエアで開催される年末のカウントダウンイベントは世界最大級であり、テレビでも毎年放送される年末の風物詩。年末年始のニューヨーク観光ではどうしても年越しカウントダウンイベントがメインになりますが、ニューヨークのブルックリン橋での初日の出鑑賞も是非、セットで体験してほしいので選定しました。
私の場合はタイムズスクエアのカウントダウンイベントに参加した後、そのままチャイナタウンでオールしてブルックリン橋に向かうという、ハードスケジュールでしたが今となっては良い思い出。
ブルックリン橋も年越しカウントダウンの人気スポットとして大混雑しますが、早朝(夜明け前)であればまったく混雑しないので、初日の出鑑賞として最適です。
ニューヨークは世界一の大都会であり、他にも見所が満載ですが、初日の出の時間帯は他の観光スポットはまだ営業してない時間帯なので、スキマ時間を上手く活用できます。また冬限定のアクティビティとして、ホーム・アローンでもお馴染みのロックフェラーセンターの巨大なクリスマスツリーやスケートリンクでの滑走もおすすめです。
まとめ:年末年始の海外旅行で初日の出を鑑賞しよう!
本日は初日の出を鑑賞したいスポット5選を紹介しましたが、気になる場所は見つかりましたでしょうか?
私が実際に訪れた場所から厳選しましたが、本当にすべてオススメです!!
個人的な意見ですが、『気球に乗って上空から日の出鑑賞』が特に魅力的に感じます。
2022年も終わりに近づきましたが、年末年始の予定が決まってない方、海外旅行はいかがですか?
まだ1ヶ月以上先なので、安い航空券を購入することも可能です!
今回は初日の出鑑賞にオススメの場所として紹介しましたが、もちろん年末年始に限定ではなく、サンセット・サンライズ鑑賞としてオールシーズン楽しめます。
今年は無理でも、来年、もしくは再来年と、海外旅行をされる旅の目的として、少しでも参考になったなら幸いです。
というわけで本日は以上です。
最後までありがとうございました。
最後のさいごに!?
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では!
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