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グルメ

KLで行列のできるラーメン店「豚麺処 官兵衛」の味は本物か?!

官兵衛ラーメンのアイキャッチ画像 グルメ

どうも、KL在住6年目のゾノ(zono_travel)です!

今回はマレーシアの首都クアラルンプール(KL)でローカルから絶大な人気を誇る豚麺処 官兵衛 KANBE RAMENについて紹介します。

こんな方にオススメ!
  • 豚骨ラーメンが好き!
  • 官兵衛ラーメンについて詳しく知りたい!
  • ローカルから人気を獲得した理由が知りたい!

ラーメンはすでに世界的に認知されており、マレーシアにも多くのラーメン店があります。そのなかでも『豚麺処 官兵衛 KANBE RAMEN』は、お店がオープンしてすでに3年経った今もなおランチタイムやディナータイムでは連日行列をつくる繁盛店です。

ラーメン店に並ぶ人々

人気の理由とは?!

  • 純粋にラーメンが旨いから?!
  • 日本らしさがウケている?!
  • ローカル向けに味を調整してる?!

色々な理由が考えられますが、これより店内の雰囲気から価格、ラーメンの味まで深掘りします!

官兵衛ラーメンについて、先に結論からお伝えします。

個人的な評価は★4つです!!

本記事で紹介する内容には私個人の主観が含まれます。スープの濃さや麺の好みなど十人十色なので、あくまでも参考程度にお読みください。そして紹介する内容が少しでも役立ったなら幸いです。

官兵衛の店内の雰囲気

入り口は店名の看板がどっしりと構えてあり、外観から日本を感じさせる雰囲気。

官兵衛の入り口の店内外観

暖簾や提灯など抜群のインパクト。

私はカウンター席に座りましたが、店内にはテーブル席が多く、2~4名で訪れても一緒に座ることができます。

官兵衛の内観と大勢のお客さん

写真の通り、いつも店内はお客さんで賑わっています。そしてマレーシアでは厨房が見えないラーメン店が多いなか、官兵衛では日本のラーメン店と同じようにラーメンを調理している様子がオープンになっています。

日本人シェフが調理する姿

日本人の方が手際よく調理している姿を見ることができて、食べる前から本格的っぽい!と期待が膨らみます。

官兵衛ラーメンの注文方法と種類

ラーメンの注文方法はオーダー用紙に記入する形です。

ラーメンとつけ麺のメニュー表

官兵衛のメニューは単純明快で、らー麺・つけ麺のどちらかを選ぶ2パターン。らー麺はRM34、つけ麺はRM39となります。博多ラーメンらしく「替玉」もあり、RM5で注文可。そして肉の種類をチャーシューから豚角煮に変更する場合は追加RM7となります。

官兵衛のラーメンはマレーシアの中では平均よりちょっと高い価格帯ですが、実はすべてのメニューにはSST(6%)とサービスチャージ(10%)が含まれています。そのためメニュー表に書かれている金額以外に追加費用はかかりません。

官兵衛はラーメン代が高い!というイメージを持たれている方が私の周りに結構多いのですが、意外とそうでもありません。またSSTとサービスチャージを含めて「替玉RM5」は破格。私が知る限り、マレーシアで本格的なラーメンを提供するラーメン専門店のなかで最安値です。

ちなみにお茶は無料!(ホット・アイス)

さらに!?

官兵衛のお茶は『黒烏龍茶。黒烏龍茶に含まれるポリフェノール類は食事由来の脂肪吸収と血中コレステロールを抑制する作用があり、かなり嬉しいポイント。

メニューを確認後に注文用紙に記入します。

官兵衛の注文用紙

こちらは私がSHIROを注文したときの注文用紙。自分の好みに合わせて豚骨スープの濃さや、ニンニクの量など自由にカスタマイズできます。麺については、らー麺は細麺つけ麺は中太麺を使用しており、硬さはSoft、Normal、Hard、そしてExtra Hard(ハリガネ)までオーダー可能です。

ちょっとした裏技。ネギは白ネギか青ネギ、ネギナシを選択できますが、両方をトッピングも可能。(無料です)

続いては、肝心のラーメンの味(フレーバー)について!

官兵衛の味の種類について

らー麺とつけ麺ともに全部で7種類。

  • SHIRO(白兵衛):豚骨純度100%の豚骨スープ
  • AKA(赤兵衛):数種類の香辛料をブレンド
  • KURO(黒兵衛):イカ墨とニンニクでコクの深い味わい
  • KOHAKU(琥珀兵衛):鰹節や鯖節、煮干しの出汁をブレンド
  • SAKURA(桜兵衛):濃厚海老豚骨スープ
  • YUZU(柚子兵衛):日本産柚子の甘い香り漂う芳醇柚子豚骨スープ
  • GOMA:自家製ゴマダレで香ばしい焙煎胡麻豚骨スープ

初めて訪れるとどれを選ぶか悩ましいですが、オーソドックスなSHIROを一度食べてから違う味にトライしてみると良いです。

SHIRO(白兵衛)

白兵衛ラーメン

こちらのSHIROは、(語彙力ないですが)とにかく旨い!!

白兵衛ラーメンの麺を持ち上げる

SHIROはまさしく王道。「豚骨ラーメンと言ったらこんな味だよね?」と誰もが納得できる味わいだと感じました。豚骨スープの濃さは私にはNormalでちょうど良く、濃厚さもありながら後味は意外とさっぱり。替玉を注文される方、こってり系が好きな方はStrongでも良いと思います。

GOMA(金兵衛)

金兵衛ラーメン

こちらはGOMA(金兵衛)で自家製ゴマダレを豚骨スープにブレンド。スープの濃さはオリジナルのSHIROと比べて味が濃く感じたので、NormalよりLightの方が私には合ってました。

白ごまは好きでよくラーメンにかけて食べますが、GOMAの味はSHIROにゴマを振りかけたものとは別物。ゴマダレ?は甘く感じたので私にとってはSHIRO>>GOMAでした。

KOHAKU(琥珀兵衛)

琥珀兵衛ラーメン

こちらはKOHAKU(琥珀兵衛)。鰹節と鯖節、煮干しの出汁を豚骨スープにブレンドしています。

琥珀兵衛ラーメンの麺を持ち上げる

スープに関しては鰹節よりも煮干しの方が主張していました。食べ始めは、スープの濃さをLightにした方が良かったかと思いましたが、替玉を注文した後は味が少しマイルドになり、良い意味で味変を楽しめました。煮干し系ラーメン+濃厚系が好きな方にオススメできます。

官兵衛ラーメンの個人的な評価について

豚麺処 官兵衛 KANBE RAMENについて、
私の独断と偏見で評価した総合評価はこちら。

雰囲気・ロケーション★★★★★
接客・サービス★★★★☆
料理の味★★★★★
ボリューム★★★★☆
価格★★★★☆
総合評価★★★★☆

5段階評価で採点した結果、星4評価となりました!

全てが星4以上となり、すべてにおいて満足度は高かったです!!

ポイント!
  • 細麺好きはハマる!
  • 博多豚骨が好きはSHIROにトライ!
  • 普段、替玉を注文する方にとってはリーズナブル!
  • 無料の辛子高菜ともやし、味噌で味変が楽しめる!
  • カウンター席があり一人でふらっと訪れやすい!

これまで10回近く訪れていますがラーメンの味がブレずにいつ行っても満足できました。そして麺は極細麺ではありませんがマレーシアにあるラーメン店のなかでは断トツで細麺。なんちゃって麺ではなく日本の旨いラーメン店とクオリティは同等に感じました。私が色々な味(フレーバー)を試した結果は、ノーマルのSHIROが最も美味しかったです。

ラーメンの替玉

また通常のラーメン1杯RM34は、クアラルンプールではちょっと高いかなくらいの価格帯です。ただし替玉RM5なので、替玉まで注文してラーメンをがっつり食べたい方はRM39(SST・サービスチャージ含む)でRM40未満となり、この価格帯はかなりオトクです。

替玉を投入した後のラーメン

こちらは人それぞれですが、私は替玉を注文してから味変を楽しみます。

テーブルに置かれた薬味
辛子高菜の入った壺

各テーブルには無料の辛子高菜、辛味噌、もやし、にんにくチップが置かれています。辛子高菜が置いてあるのはかなり珍しく、博多ラーメン好きには良いポイント。また辛味噌も置いてあるので、注文時に自家製の特製味噌を多くせずに、Lv0もしくはLv1くらいにして、後から自分で調整することもできます。

ただし!辛子高菜も辛味噌も、文字通りに本当に辛いので入れ過ぎには注意です。

官兵衛ラーメン(KANBE RAMEN)の店舗情報

店舗情報
  • 【店名】豚麺処 官兵衛 KANBE RAMEN
  • 【店舗】163 Retail Park(総本店), TRX店
  • 【営業時間】11:00 – 22:00(総本店), 11:00 – 21:30(TRX店)
  • 【休日】なし
  • 【公式サイト】https://lit.link/kanbe

豚麺処 官兵衛 KANBE RAMENの2号店が2023年12月にTRXにオープン。KLCC周辺に住んでいる方はモントキアラまで行かなくてもラーメンを食べられるのでよりアクセスしやすくなりました。ただし、TRX自体がオープンして間もない為、待ち行列は必須の状況です。

まとめ:官兵衛ラーメンは万人受けの正統派!

今回は連日行列のできるラーメン店「豚麺処 官兵衛 KANBE RAMEN」について紹介しましたが、大きくまとめると以下となります。

  • 博多豚骨&細麺のラーメン
  • ラーメン・つけ麺の味の種類が豊富
  • ラーメンは日本の旨い店と遜色なし
  • 価格帯はKL平均より若干、高め
  • ローカル人気No.1、狙い目は14:00-17:00

今回はらー麺に限定して紹介しましたが、つけ麺も大人気です。

私は細麺好きなのでラーメンばかり注文してしまうのですが、濃厚系が好きな方はつけ麺もオススメです。基本的に味は同じですが、つけ麺仕立てのためスープの濃さはラーメン以上。塩辛く感じた際は「スープ割り」で味を調整できます。

またラーメンにおいても注文する際に自分好みにカスタマイズできるので、初めはNormalでトライして2回目から調整すると最高の一杯に辿り着けます。

ラーメンの味については文句なし。個人的な感想では、日本で食べるラーメンと比較しても美味しい部類に入ります。豚骨スープ、麺、チャーシューのすべてのクオリティが高く「正統派」と言えます。逆に、他店とは一味違う新感覚を求めている方には少し物足りなく感じるかもしれません。

マレーシアはイスラム国家のため、人口の大半を占めるマレー系は豚骨ラーメンを食べることはできません。その代わり、中華系マレーにはすでに豚骨ラーメンは支持されており、官兵衛はその中でも最も人気があるラーメン店です。

ちなみに?!

Googleレビューでは、
5段階で☆4.3を獲得!!

レビュー数が1,300件以上あるだけでも凄いことですが、平均で☆4以上あるのはまさに、ローカルから支持されている証。

SNSを活用したマーケティングが上手いことも人気の理由の1つと思いますが、ローカルにとってザ・日本をイメージできる店舗空間、店舗で日本人が調理することによる味への信頼性、そして塩辛い食べ物が苦手な人でも濃さを細かく調整して自分好みに注文できることも人気の秘訣かなと分析します。

訪問する際はピーク時間をずらした14:00-17:00頃に来店するとスムーズに入店できる可能性が高いですが、ランチタイム・ディナータイムは長時間待つ可能性もあるので注意してください。

というわけで本日は以上となります。

クレームはお断りですが、、、

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最後まで読んでいただきありがとうございました。他の記事もぜひ参考にしてくだい!

では!!

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