どうも、KL在住6年目のゾノ(zono_travel)です!
本日はマレーシアの首都クアラルンプール(KL)で最高に旨いラーメンが食べたい方にオススメの『ばんからラーメン(RA-MEN BANKARA)』についてご紹介します。
少し前に、YouTuberのヒカルとコラボしたラーメン『みそる』が日本で話題になったので、食べたことはなくても名前だけは知っている方も多いと思います。
ラーメンはすでに世界的に認知されておりマレーシアでもローカルに大人気。日本人である私も定期的に無性に食べたくなり、美味しいラーメンを求めて日々探し回っています。
ばんからラーメンについて、先に結論からお伝えします。
個人的な評価は★5つです!!
ばんからラーメンについて
ばんからラーメンは池袋に本店のある、東京を中心に日本国内に30店舗以上を展開する人気のラーメンチェーン店で、日本の味をそのままにマレーシアではすでに4店舗が出店しています。熟成された甘味たっぷりの背脂スープ、こってりした旨味がばんからラーメンの特徴。豚骨・醤油・味噌、さらにはつけ麺もあり、その日の気分にあわせてお好みのラーメンを注文できます。
ばんからラーメンを食べた感想!
ばんからラーメン(RA-MEN Bankara)について、
私の独断と偏見で評価した総合評価はこちら。
雰囲気・ロケーション | ★★★★★ |
接客・サービス | ★★★★★ |
料理の味 | ★★★★★ |
ボリューム | ★★★★☆ |
価格 | ★★★☆☆ |
総合評価 | ★★★★★ |
5段階評価で採点した結果、星5評価となりました!
価格は星3つですが、他店と比較した結果になります。
それでは実際に食べた感想をもとに詳しく紹介します!
店内の雰囲気
ばんからラーメンはすでにクアラルンプールに3店舗、ジョホールバルに1店舗の計4店舗あります。すべての店舗は「和」をイメージした雰囲気に統一されています。
少し暗めの照明で居心地も良く、和の雰囲気と相まって海外ではなく日本にいるような錯覚を感じてしまいます。
テーブル席が多いのが特徴で、座席にはゆとりがあり、お一人様でも気軽に着席できるよう長テーブルも設置されています。
注文の仕方について
席に着くと店員さんがメニュー表を持ってきてくれるので、注文する際はラーメンやサイドメニュー、飲み物を確認してから口頭で直接伝える形になります。
ラーメンの種類は主にこちらの4種類!
- ばんから(豚骨醤油)
- とんこつ
- 濃厚味噌豚骨
- つけ麺
初めての方だと種類が多くどれを注文しようか悩ましいですが、まずは定番の「ばんからラーメン(豚骨醤油)」を選べばハズれないです。
ノーマルだと価格はRM25.5(約800円)と、かなり安い!
さらに!ばんからラーメンは、ラーメン以外のメニューも豊富です!!
焼餃子や唐揚げ、おつまみチャーシュー&メンマなどのサイドメニューから、豚角煮丼や照り焼きチキン丼、カレーなどのご飯もの、そしてドリンクにデザートと膨大すぎるほどのメニューの数々。
個人的には、焼餃子とカニクリームコロッケ、そして丼物なら豚角煮丼をオススメします。カニクリームコロッケなんて、マレーシアでは珍しく、私は冷凍食品でしか食べたことがないです。ただし、ラーメン自体それなりにボリュームがあるので、複数人でシェアする食べ方が良いかと思います。
ドリンクはビールやハイボールなどお酒も提供、居酒屋スタイルでの利用が可能です。
ばんからラーメン(豚骨醤油)を食べた感想
それではいよいよ、主役のラーメンについて紹介します!
こちらが、豚骨醤油スープのばんからラーメンです!
見ただけで分かる濃厚スープ!
ここまで背脂が浮かんだスープはマレーシアではかなりレア。
イスラム国家であるマレーシアでも、「ラーメンといえば豚骨ラーメン」というほど、豚を使用した豚骨スープが主流です。また博多ラーメンのようにクリーミー系が人気ですが、ばんからラーメンは『豚骨醤油スープ』の濃厚こってり系になります。
この背脂、やばくないですか?!
脂が浮かんでいるようにも見えるので、胃もたれを心配するかもしれませんが、
全く違います!!
ばんからラーメンのスープで使用される背脂は日本産の豚を使用。背脂はA脂・B脂・C脂と3種類にランク付けされており、A脂が最も臭みがなくグレードが高い脂とされています。ばんからでは、一頭の豚から数kgしか採れない希少で上質なA脂を別炊きでトロトロ状態に煮込み、豚骨スープに混ぜこむことで出来上がっています。
澄んだスープには背脂の旨味がたっぷり凝縮。口に入れた瞬間は濃厚さが広がり、喉を通り過ぎるときには意外なほどあっさり。濃厚系にありがちな「くどさ」がまったく無いのは、上質なA脂を贅沢に使用しているからこそだと思います。
そして肝心の麺は、
中太麺のちぢれ麺!
私は博多豚骨を代表する、ストレートの極細麺が元々好きなのですが、ばんからラーメンには細麺ではなく、この中太麺が最高にあいます!
こだわりの麺は日本の工場から直輸入しているとのこと。日本のばんからラーメンと「同じ麺」をマレーシアでも食べられるのは嬉しいかぎり。
最近ではマレーシアでも自家製麺にこだわったラーメン店は多く、マレーシアにある店舗で手作りしているところもありますが、良い意味で「ばんからラーメンは麺の品質にブレがない」ので、いつ、どこの店舗でも日本品質の麺が担保されています。
こちらはチャーシュー麺(RM39.5)。器を埋め尽くすほど大きなチャーシュー!
ノーマルより値段がRM14(約440円)ほど高くなりますが、大きな満足感を得られます。
よく、柔らかさの伝え方でホロホロという表現がありますが、まさしくその通り。チャーシューはお箸で簡単に崩せるほどに柔らかいです。
こちらは角煮ばんから(RM39.5)。
チャーシュー麺と同じくノーマルよりも値段がRM14(約440円)ほど高くなりますが、角煮は1枚1枚がぶ厚くボリューム満点。かなり食べ応えがあります。
しかし、角煮は甘い味付けなので濃厚スープと一緒に食べると、かなりパンチが強くなります。めちゃめちゃ濃厚ラーメンが好きな人にのみ、角煮ばんからをオススメします。
また、そもそも濃厚系はちょっと苦手な方には、あっさり系を注文することができます。ちゃんと、「あっさりばんから」(通常と値段同じRM25.5)としてメニューにあるのも、十人十色、ばんからラーメンが万人に支持される利用として勝手に納得した次第です。
ラーメンと言えば、替玉?!
替玉は博多ラーメンで誕生したサービスですが、東京豚骨であるばんからラーメンでも、がっつり食べたい方には嬉しい「替玉」(RM7)を注文できます。
替玉を注文するか、サイドメニューを注文するか、実に悩ましい問題です。
オススメ!感動の濃厚完熟味噌ラーメン!!
ばんからラーメンでは豚骨醤油が定番ですが、私がオススメするのは、濃厚完熟味噌ラーメンです!
味噌豚骨のスープも濃厚です。
ばんからラーメンの麺は少しちぢれた中太麺な為、味噌ラーメンとの相性抜群!細麺より一層、濃厚スープが麺に絡みつき、一度食べるときっと誰もがハマるはず!!
私が味噌ラーメンが好きな理由って何だろう?と考えたときに1つの答えとして「もやし」があります。皆さんも味噌ラーメンともやしの相性は最強!って思いませんか??
ばんからラーメンのもやしは食感もシャキシャキで、何より濃厚なスープをほどよく中和させてくれるので良いアクセントになります。
そして!?
私が是非、試してほしいのが味噌バター(RM29.5)!!
バターを投入すると、さらに脂っぽくなり胃もたれしそう!と思うかもしれませんが、まったくの逆です!!
むしろ、よりマイルドに味変します。(これ、ホントです)
「味噌+バター」の組み合わせは、
冗談抜きで旨いです!!
通常の味噌ラーメンに+RM3.0(約90円)で幸せになれます。
ぜひ、一度試していただきたいです!
麺好きには堪らない、つけ麺
麺の旨味をより味わいたい方には、「つけ麺(RM28)」がオススメです。
こだわりの麺の美味しさを存分に味わえます。
つけ麺は「濃厚ラーメンは好きだけど、こってりし過ぎは苦手」な方にもオススメします!
その理由は単純に、麺をスープに全て入れずに一部のみ付けることで濃厚さを調整できるから。そのため「あっさり」等で注文する必要はなく、濃さは自分のさじ加減。写真のようにスープ自体はかなり濃厚なので、逆にいうと濃厚系が好きな方にはたまりません!
余談ですが、私はつけ麺のスープ、スープ割しなくても余裕で飲めます!笑
ばんからラーメンの店舗情報
まとめ:ばんからラーメンはオススメできます!
今回は東京の人気ラーメンチェーン店である、ばんからラーメンについて紹介しましたが、背脂たっぷりの濃厚スープが好きな方にはイチ押しのラーメン店です!
- 4店舗すべてラーメンの味が日本品質でブレが一切ない
- KLナンバーワン!のこってり系濃厚ラーメン
- 豚骨醤油、豚骨、味噌、つけ麺とその日の気分にあわせて飽きさせない
- ラーメンの価格帯はRM25.5~RM40とレンジが広い
今回紹介した『ばんからラーメン』は私がKLで大好きなラーメン店。
味噌豚骨ラーメンに関しては、KLナンバーワンです!!
唯一のネックは少しラーメンがお高いところ。
ばんからラーメンはノーマルだと比較的リーズナブルですが、チャーシューや角煮などトッピングによっては少し値段が高くなります。
定番のばんからラーメンを注文した場合。
- ばんから(豚骨醤油)ラーメン:RM25.5
- 緑茶:RM5
SST(6%)とサービスチャージ(10%)をあわせて合計RM35.38(約1,130円)。
私がオススメの食べ方でがっつり注文した場合。
- 味噌バターラーメン:RM29.5
- 替玉:RM7
- 白ご飯:RM4.5
- 緑茶:RM5
SST(6%)とサービスチャージ(10%)をあわせて合計RM53.56(約1,700円)。
替玉や緑茶の値段が高めですが、理由はどちらも日本から直輸入しているため。緑茶も日本から輸入した茶葉を使用しているので昨今の原料高を考えると致し方ないかなと。それでも替玉にライスを注文しても約1,700円なのでコスパは悪くないかと思います。
牛丼のすき家がRM15前後で食べられることを考えると、もう少しリーズナブルだと有難いのですが、濃厚こってり系ラーメンを食べたい方は一度訪れることをオススメします。
Googleレビューでは、
5段階で☆4.0を獲得!!
4店舗あるのでそれぞれで評価は若干変わりますが、基本的に麺やスープを日本の工場から直輸入しているので、どこの店舗でも日本品質のラーメンを食べられます。
麺やスープを実店舗で作る方がより本格的だと思いますが、マレーシアには日本のラーメン店で働けるような専門の職人は多くないのが現状。オペレーションに課題があるチェーン店もあるなか、ばんからラーメンは日本の味をそのまま、忠実に再現しているといえます。
というわけで本日は以上となります。
クレームはお断りですが、、、
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
では!!
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