どうも、KL在住6年目のゾノ(zono_travel)です!
本日はマレーシアの首都クアラルンプール(KL)に2023年10月にオープンしたばかりの『博多一幸舎』についてご紹介します。
- 豚骨ラーメンが好き!
- 一幸舎のラーメンについて知りたい!
- クアラルンプールで美味しいラーメン情報を探している!
ラーメンはすでに世界的に認知されておりマレーシアでもローカルに大人気。日本人である私も定期的に無性に食べたくなり、美味しいラーメンを求めて日々探し回っています。
博多一幸舎のラーメンについて、先に結論からお伝えします。
個人的な評価は★4つです!!
博多一幸舎のラーメンについて
2004年に豚骨ラーメンの本場である福岡県福岡市の大名にオープンした博多一幸舎。現在では日本国内だけでなく世界進出を果たしており、アメリカや中国をはじめ、東南アジアではタイ、フィリピン、シンガポール、インドネシアに展開。マレーシアには2023年10月にPavilion ダマンサラハイツにオープン。豚骨ラーメン専門店であり、熟成追い炊き製法の泡系ラーメンが人気を博しています。
- 豚骨ラーメン専門店
- マレーシア初進出
- 泡系ラーメンの元祖 *諸説あり
- こだわりの自家製麺
一幸舎のラーメンを食べた感想!
まずは、博多一幸舎について私の独断と偏見で評価した総合評価はこちら。
雰囲気・ロケーション | ★★★★☆ |
接客・サービス | ★★★★☆ |
料理の味 | ★★★★★ |
ボリューム | ★★★★☆ |
価格 | ★★★☆☆ |
総合評価 | ★★★★☆ |
5段階評価で採点した結果、星4評価となりました!
少し辛口評価になりますが、ラーメンの味に関しては文句なしの5つ星評価です。
それでは実際に食べた感想を紹介します!
店内の雰囲気
店内に入るとまず日本語での「いらっしゃいませ」という掛け声に驚かされます。

マレーシアでありながら接客は日本式。厨房もオープンになっており、カウンター席では調理する様子を楽しむことができます。

そして、通常のテーブル席以外にも仕切りのある横掛けの席があり、お一人様でも人目を気にせずにラーメンに集中できます。
注文の仕方について
博多ラーメンには「替え玉」があることで有名ですが、もちろんマレーシアの一幸舎でも注文できます。さらに、麺の固さやスープの濃さ、ネギの有り無しもお好みでアレンジできます。はじめてのお店ではどのように注文するのか悩ましかったりするので、ここで簡単にお伝えします。

こちらがメニュー表となりますが、注文するときは店員さんに口頭で伝えるのではなく、オーダー用紙に記入する方式です。

こちらは私が実際にオーダーした内容。注文する際は以下を決めてスタッフに手渡します。
- ラーメンの種類を選ぶ
- スープの濃さを選ぶ(普通がオススメ!)
- 麺の硬さを選ぶ(硬がオススメ!)
- 薬味(ネギ)のあり or なしを選ぶ
- トッピングを選ぶ(人気トッピングセットがオススメ!)
- 替玉を注文するタイミングを選ぶ(お後がオススメ!)
- サイドメニュー/ドリンクを選ぶ
- そばに来た店員さんにオーダー用紙を渡す
注文票は日本語で書かれているので簡単!
ラーメンは全部で5種類。今回は定番の博多豚骨ラーメンを選択。
トッピングを何にしようか迷いますが、チャーシュー(RM10)はマスト!


どれにしようか悩ましいほど豊富なトッピングメニュー。
贅沢全のせ!セットもありますが、RM31とラーメン1杯と同じくらいのお値段なので、、、
私はRM15の人気トッピングセット(チャーシュー3㍶+味玉+海苔)を注文しました。
替え玉はオーダー時に選択しなくても後から追加注文できるのでご安心を。ただし!スープを飲み干さないように注意しましょう。
補足として、飲み物で「緑茶」を注文した場合は無料でおかわりできます。
オーダー後にすぐに注文したドリンクが運ばれてくるのは嬉しいポイント。フードと同時に運ばれるなどドリンクが届くのが遅い飲食店がマレーシアは多いですが、こちらも日本式を継承しているようでした。
ラーメンを食べた感想
注文したドリンクを飲みながら待つこと数分。
こちらが私が注文したラーメンです!!

チャーシュー、でかっ!
器からはみ出したチャーシューにびっくり!!
まさか、食べる前に視覚でも楽しませてくれるとは。
そして一幸舎の代名詞でもある「泡系スープ」は健在です!

スープに泡が浮かんでいますが、こちらは「脂泡」という熟成追い炊き製法によるもの。
2つの羽釜で、熟したスープに若いスープを継ぎ足しながら骨を炊き、対流を変えて空気を含ませるようにかき混ぜることで脂泡は出来上がります。
脂が浮かんでいるようにも見えるので、こってり系をイメージするかもしれませんが、
全く違います!!
豚骨スープは口に入れた瞬間は濃厚でありながら喉を通り過ぎると意外なほどあっさり。

そして肝心の麺は、
こだわりの自家製麺!
一幸舎は、「ラーメンの麺まで作ってこそ、本物のラーメン屋」という信念のもと、マレーシアにおいても店内に製麺機を設置して手作りの麺を提供しています。

細麺でツルツルしているので箸で掴むのに少し苦労しましたが、「ススる」好きにはたまらない!
博多ラーメンを食べたことある方は、麺が「粉っぽい」と思ったことあると思います。
ですが!?
一幸舎の麺は細麺であっても小麦本来の香りが豊かに広がるように工夫しているとのことで、もっちり感と、しなやかなコシを楽しむことができます。
麺のボリュームは普通くらい。1杯で物足りないことはありませんが、がっつり食べたい方は替玉を注文するかサイドメニューの餃子や炒飯を注文すると良さそうです。
私は替玉を注文しましたが、これには理由があります!
その理由は、味変を楽しむため!!

博多豚骨ラーメンの楽しみ方といえば、間違いなく味変です。
白胡麻や辛子高菜だけでなく、なんと!紅しょうがまで用意してあります!!
ちなみに、替え玉のボリュームはこんな感じ。

博多豚骨ラーメンに紅しょうがは最高の組み合わせ。
私は一杯目は普通に味わい、替玉を注文してから味変を楽しむのが私の定番。

替玉を投入して紅しょうがに白胡麻をふんだんに投入!
辛子高菜は少量でも急激に味が変わるので慎重に。
突然ですが、ここで私が試してほしい食べ方を紹介します!笑

麺を適量、1枚のチャーシューで包み込むような形で丸ごと食べてみてください。
これ、冗談抜きで旨いです!!
口に入れた瞬間、まずチャーシューの肉の旨味が舌に広がり、そのあとに麺のコシやスープの味が続くことで幸福感がより増します。
また替玉を注文する際は、麺の硬さをお好みで選べるので、1杯目とは違った硬さの麺を味わうのもありだと思います!
博多一幸舎の店舗情報
- 【店舗名】博多一幸舎 Ikkousha Ramen – Pavilion Damansara Heights
- 【住所】Lot 1.17.00, Level 1, Pavilion Damansara Height, Damansara Town Centre, 50490 KL
- 【営業時間】10:00 – 22:00
- 【休日】なし
- 【公式サイト】https://ikkousha.my/
- 【地図】Google Mapはこちら
店舗は、Pavilion ダマンサラハイツ(ショッピングモール)の地下1階になります。
まとめ:博多一幸舎のラーメンはオススメできます!
今回はマレーシアに1店舗目をオープンして間もない、博多一幸舎について紹介しましたがラーメンの味は本物でした!!
- 店内はキレイで清潔感ある
- お一人様利用、複数人利用でも使いやすい
- ラーメンの味は本物
- トッピングを増やすと値段は割高
一般的には、麺の製造業者から麺を購入したり、スープの素を日本から輸入するラーメン店が多いなか、一幸舎はすべてが自家製。毎日、店舗で手作りで下ごしらえしているところからも本物の博多豚骨ラーメンを海外に広めたいという、一幸舎の想いが伝わります。
店内は床やテーブルも清潔に保たれており、カウンター席以外にテーブル席もあるので複数人での利用も問題なし。カウンター以外の席を1名で利用する際も向かいに間仕切りがあるので、お互いに顔が見えなくプライバシーに配慮されていました。
ラーメンもまさしく博多豚骨ラーメンでした!実際に日本にある博多総本店でも食べたことありますが味について大差ないと感じました。脂泡の量やチャーシューに若干の違いはありましたが、間違いなく日本クオリティといえます。
一般的に海外にある日本食店は現地の方に人気が出ないと経営が難しいため、味もローカライズされるケースが大半です。そのため塩辛い系が苦手なマレーシア人に一幸舎のラーメンがウケるかは未知数ですが、オーダー時にスープの濃さを調整できる店は良いポイントだと思います。さらに、選べるラーメンの種類に「あっさり豚骨ラーメン」があるので、本場の味を楽しみたい日本人にも、純粋に美味しいラーメンが食べたいマレーシア人にも、すべての方が満足できるはずです。
最後にラーメンの価格です。トッピングなしでRM29、ドリンクは緑茶がRM3.5となるので安くてもRM35.75(約1,150円)となります。
今回、私が食べたケースはこちら。
- 豚骨ラーメン:RM29
- 人気トッピングセット(チャーシュー3㍶+味玉+海苔):RM15
- 替玉:RM6
- 緑茶:RM3.5
サービスチャージ(10%)をあわせて合計RM58.85(約1,900円)でした。
チャーシューや海苔などをトッピングしたり、替玉も注文したので仕方ないですが、マレーシアにある他のラーメン店と比べると価格帯は高めです。
しかし!?
今回紹介した『博多一幸舎』は間違いなくベスト5に入ります!
牛丼のすき家がRM15前後で食べられることを考えると、もう少しリーズナブルだと有難いのですが、美味しい博多ラーメンを食べたい方は一度訪れることをオススメします。
Googleレビューでは、
5段階で☆4.1を獲得!!
Pavilion(パビリオン)と言えば、KL中心部のブギビンタンにあるPavilion クアラルンプールが有名ですが、現在では他にBukit Jalil(ブキジャリル)とこちらのDamansara Heights(ダマンサラハイツ)があります。2023年10月にオープンしたばかりの新しいモールなので、ショッピングモール内の探索ついでに立ち寄っても良いかなと思います。
個人的には、一幸舎のラーメンを食べる目的で訪れても後悔しないと言い切れます!
というわけで本日は以上となります。
クレームはお断りですが、、、
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
では!!
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