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世界周遊にいくら必要?!実体験から導きました!!

世界周遊の旅費のアイキャッチ画像 海外旅行

どうも、ゾノです!

本日は世界周遊に掛かる旅費について、「計算式」を共有します!!

こんな方におすすめ!
  • 団体ツアーより個人旅行が好き!
  • これから世界周遊を予定している!
  • 世界周遊に掛かる旅費の目安が知りたい!

世界周遊については十人十色。

1年かけて世界中を旅する人もいれば、1ヵ月程度でも世界周遊できます。

世界一周には最低200万円が必要!?

はっきり言いますが、
この考えは間違っています!!

バックパッカースタイルで1年以上にわたり海外滞在するのであれば、200万円近く必要になりますが、世界一周と言っても決められたルートがあるわけではないので、どの国を何日間訪れるかで変わってきます。

こちらのページを訪れた方は世界周遊するうえで旅費を抑えた場合の目安が知りたいはずですが、本記事は私の実体験をもとに書いています。

ゾノの体験談

2019年にバックパッカースタイルで100日間の世界周遊を実施。訪れた国は全部で17か国となり、東南アジアから中東、東欧、西欧など物価を気にせず幅広く渡航しました。

私は100日間の世界周遊を通して各国で掛かった旅費について全て記録しており、そのデータをもとに「計算式」を導きました。物価の低い国から高い国まで満遍なく訪れたので、それなりに信ぴょう性は高いと考えています。

本記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです!

世界周遊に掛かる旅費は?

まず、結論から!

こちらの計算式で旅費を求めることができます!!

旅費の計算式

(物価の安い国の滞在期間 × 5,000円 )+(物価の高い国の滞在期間 × 10,000円 )+ (飛行機による渡航回数 × 30,000円)+ その他(10万円ほど)

※その他についてはビザ費用、ワクチン接種費用、海外旅行保険など

まず前提として、物価の安い国と物価の高い国を分けて考えています。

東南アジア周遊とヨーロッパ周遊では間違いなく、ヨーロッパ周遊の方が旅費は高くなりますが、物価の影響を考慮する必要があるためです。

そして計算式では、生活費と渡航費を分けています。

理由は、旅費の大部分を占めるのは移動費つまり渡航費用となり、移動手段として何回、飛行機を利用するかで予算が大きく変わるからです。

上記の計算式はバックパッカーとして世界周遊した場合となるので、最低いくら必要か、旅費を安く抑えた場合の目安として考えてください。

ちなみに計算式にあてはまる旅行スタイルは以下のようになります。

計算式における旅のスタイル
  • 近隣諸国を順に移動
  • 宿泊先はゲストハウス(ドミトリー)が大半
  • たまに贅沢なホテルに宿泊
  • 車中泊も実施(陸路経由で国境越え)
  • 食事は昼と夜の2回(1回の場合もあり)
  • 屋台飯からレストランまで幅広く堪能(自炊なし)
  • 観光はがっつり堪能(ガイドブックに載る場所は網羅)

基本的に隣接する国を順に訪れるよう旅程を組み立てたケースとなります。一部で飛行機(LCCが大半)も利用しますが、手荷物は少なめなので荷物預け入れの追加料金は無い状態。また宿泊は大半がゲストハウスで陸路移動する際は夜行便にすることで、車中泊も積極的に利用(特にヨーロッパ移動で)。食事はB級グルメから郷土料理まであまり値段を気にせず、お腹が空いたら食べる形で1日平均2食程度。最後に観光に関しては、世界遺産など有名な観光スポット、美術館、コンサート、アクティビティなど旅費を惜しまずに観光した場合の目安として考えてください。

私の考えた「計算式」ではざっくり金額も入れ込んでますが、どのように考えての結果なのか、これより各項目ごとに詳しく紹介します!

1日あたりの生活費について

こちらでは、1日あたりの生活費について考え方をお伝えします。

まずは、旅における生活費の内訳から。

旅における生活費の内訳

宿泊費、食費、観光費、交通費、雑費

生活費として考えるべき項目の中でも宿泊費と食費が大きな割合を占めます。

私が100日間の世界周遊で実際に掛かった生活費の割合はこちら。

旅における生活費の割合
旅における生活費の割合

円グラフの通り、私の場合は食費と宿泊費で全体の約50%と高い割合を占めています。

生活費の割合について

私の場合はゲストハウスをメインに宿泊したので、普通のビジネスホテルを利用する場合は宿泊費の割合がより高くなります。

ちなみに観光費用は娯楽費として、観光スポットへの入場料やアクティビティ費用、ツーリストパスなどを含んでいます。

また極楽費については、察してください!笑

つまり、1日あたりの生活費を考えるうえで、どこに宿泊してどんな料理を食べるのかで生活費は変わってきます。

そして!?

1日あたりの生活費を計算するうえで滞在するエリアも重要になります。

食費と宿泊費は滞在する国によって大きく変わります。

その為、1日あたりの生活費については、
エリアごとに予算を分けて考えてください!

エリアごとの旅費の目安
  • 東南アジアなど物価の低い国:1日あたり約5,000円
  • ヨーロッパなど物価の高い国:1日あたり約10,000円

こちらの金額は、私の実例で算出した参考値です。

私の100日間の世界周遊では、東南アジア、中東、東欧、西欧を17か国訪問しており、平均で1日あたり約7,000円となりました。そのうち約60日間は比較的物価の低い国に滞在していたので、上記の旅費の目安が大まかな参考値となります。

実例)100日間 ×7,000円 = 60日間 × 5,000円 + 40日間 × 10,000円

詳細な情報が知りたい方は、こちらの姉妹サイト(旅行記)で紹介しています。

極端な話、ずっとバックパッカー御用達のゲストハウス(ドミトリー)に宿泊して、食事は屋台飯にした場合は生活費を2,000円以内に抑えることも可能です。

ゲストハウスに宿泊した場合、東南アジアだと平均で1泊1,000円以内で泊まれましたが、ヨーロッパの場合だと平均で1泊4,000円になるなど、宿泊費が大きく異なるので物価を考慮する必要があります。

また食事についても、東南アジアの場合はそれなりのレストランであっても1食で2,000円程度ですが、ヨーロッパの場合は1食あたり5,000円程度はみたほうが良いです。

生活費の中で大きな割合を占める、宿泊費と食費にいくら掛けるか??

贅沢な旅にするなら私の計算式より少し費用を多く見積もり、そして物価の高い国と物価の安い国で分けて考えるとご自身にとってより正確な費用が求められるはずです。

渡航費用の考え方について

続いては、渡航費用の考え方についてお伝えします。

冒頭でもお伝えしたように、
渡航費用は「何回、飛行機に乗る予定か」で考えています

日本から海外に行く場合は基本的に飛行機もしくは船での移動になると思いますが、世界周遊をする場合は陸続きの国も訪れるかと思います。

東南アジアを例にすると、タイからお隣のラオスを訪れる場合、飛行機の利用も可能ですが、長距離バスで陸路移動も可能です。

そして、当然ながら飛行機よりも長距離バスの方が断然安いです。

最近では日本でも馴染みのあるエアアジアなど、LCCの格安航空券を利用する手段もありますが、当然バスや電車よりも割高になります。

格安航空券を購入する際の注意点

LCCによっては航空券が5,000円程度で購入できる場合もありますが、機内預け入れは有料の場合が多く、重量やサイズ制限も厳しい傾向です。追加料金が5,000円前後になるケースもあるので予約する前に注意してください。

そして、長距離バスや電車の場合は大体1,000円から高くても5,000円くらい。

しかも基本的に荷物制限はないので、オプション費用が別途掛かることはありません。

というわけで、長距離バスや電車で移動する場合は計算式に含めずに飛行機のみの利用回数で算出した方が簡単でかつ、より正確です。

渡航費用を飛行機のみとする理由

1回あたりの渡航費用を20,000円、渡航先を17か国で想定した場合、合計34万円となりますが、陸路で移動したケースが多くある場合、かなりの誤差が発生するためです。

じゃあ、航空チケット代はいくらで考えれば良いの??

実際に行き先が既に決まっていれば、スカイスキャナーなどで簡単に相場を調べられますが、未定の場合は困りもの。

また移動距離によって航空チケットの費用は増減するので平均値を求めるのは難しいですが、またまた私の実体験から目安を考えました。

100日間の世界周遊の渡航費
  • マレーシアからベトナムまで:6,963円
  • ラオスからタイまで:7,718円
  • タイからネパールまで:21,530円
  • ネパールからトルコまで:41,065円
  • ブルガリアからイスラエルまで:6,700円
  • イスラエルからハンガリーまで:7,000円
  • フランスからタイまで:56,250円
  • タイからマレーシアまで:13,250円

実際にはベトナムのホーチミンからダナン、ダナンからハノイなどの国内移動に飛行機を利用したケースもありますが、海外に移動した際の渡航は計8回の合計160,476円となりました。

平均すると、1回あたり約20,000円という結果に!

基本的に近い距離での利用が多く、荷物も少なく抑えていたのでLCC利用時にも追加料金が掛かっていません。また長距離移動はフランスからタイの1回のみでした。

日本から渡航する場合は、「日本から海外、海外から日本」の移動について長距離移動となり、少し高額になるので、1回あたり20,000円ではなく25,000-27,000円を想定。

飛行機ではなく陸路移動についても考慮した場合、ざっくり渡航費用について3,000-5,000円を上乗せし、1回あたり30,000円で計算すると適度な誤差で収まると思います。

ビザ費用・ワクチン接種費用、海外旅行保険について

最後になりますが、世界周遊を考えるうえでビザ費用とワクチン接種費用、海外旅行保険についても考える必要があります。

日本のパスポートは世界最強と言われてますが、これは本当の話。

ビザなしで渡航可能な国は192ヵ国とシンガポールと共にナンバーワンです!

しかし、アンコールワットで有名なカンボジアやガンジス川やタージマハルで知られるインドを渡航する際は観光ビザが必要になります。

これから渡航される方へ

現在、新型コロナウイルス感染症に対する水際対策のため、ビザ免除措置を当分の間停止している国もあるので注意してください。

詳しくは外務省のこちらのページを参照してください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/tanki/novisa.html

余談ですが、
私は実際に失敗したことあります。。

そして、渡航先によってはワクチン接種(予防接種)が必要な場合があり、現在ではコロナ禍の影響でPCR検査費用も考える必要があります。

詳しくは厚生労働省検疫所FORTHホームページで確認できます。
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/certificationlist.html

新型コロナワクチン接種証明書の使用については外務省のページで確認できます。
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/certificationlist.html

最後に、海外旅行保険について。

こちらは旅行期間にも関係してくる部分ですが、万が一を考えて旅行保険に加入することをお勧めします。ちなみに、1年間程度であれば種類にもよりますが約4万円ほど。クレジットカード付帯の保険だけで十分と考える人は不要ですが、付帯保険の場合、保証期間が短いケースが多いので何日間の滞在まで付帯するか事前に確認しましょう。

その他の費用の目安としては、ワクチン接種費用(PCR検査含む)に6万円、ビザ申請費用と海外旅行保険に4万円の合計10万円前後の予算を見ておくと良いと考えて計算式に含んでいます。

まとめ:世界周遊に掛かる費用について

世界周遊に掛かる費用について、私の過去の実例をもとに1日あたりの生活費、渡航費用(航空チケットのみ)、その他費用について説明しましたがいかがだったでしょうか。

世界一周と世界周遊、基本的に考え方は同じです。

世界一周の定義は太平洋と大西洋を1回横断して出発地に戻ってくることになるので、旅程に組み込めば基本的に数か国であっても世界一周したことになります。

200万円も貯金がない。1年間も自由に旅できない。。

このように考える方もいると思いますが、
5か国でも10か国でも、2週間でも1ヵ月でも立派な世界周遊です!

私のように100日間の世界周遊は社会人には難しいと思いますが、「時間とお金」に決まりはありません。極端な話、1週間程度の旅行を15回しても100日間分の旅ができます。

これから訪れる国を決めている方は是非、私の考えた計算式を使ってください!

最後に改めて、計算式のおさらい!!

旅費の計算式

(物価の安い国の滞在期間 × 5,000円 )+(物価の高い国の滞在期間 × 10,000円 )+ (飛行機による渡航回数 × 30,000円)+ その他
※その他についてはビザ費用、ワクチン接種費用、海外旅行保険など

私の100日間の世界周遊で計算した場合、出発が日本ではなくマレーシアからとなるので、1回あたりの渡航費用を25,000円に、またその他費用は一切掛からなかったのでゼロで計算してみます。

  • 物価の低い国の滞在期間:60日
  • 物価の高い国の滞在期間:40日
  • 飛行機による渡航回数:8回

合計で90万円となりました。
(60日×5,000円)+(40日×10,000円)+(8回×25,000円)=90万円

そして実際に掛かった費用は、895,786円(約90万円)と若干の誤差!

私の旅のデータで算出しているので当然ですが!笑

日本から出発で旅を検討されている方はやはり1回あたりの渡航費を増やして30,000円で算出すると近似値になると思います。
※日本から次の渡航先まで中長距離移動となる為

これから訪れる国を決めている方は是非、私の考えた計算式を使ってください!

今回紹介した、1日あたりの生活費や渡航費の考え方をもとに自分なりにアレンジするとより正確に確認できます。女性の方は、男女共用のドミトリーに抵抗あるかもしれませんが、女性専用のゲストハウスも多く存在します。またゲストハウスによっては一人部屋の受付もあるので1日あたりの生活費を1.5倍で考えると、バックパッカーで旅した場合の目安として良いかと思います。

旅のスタイルはそれぞれ!旅行期間と予算にあわせて自分なりの旅を計画しましょう!

最後に!!

世界周遊の旅費の目安について私の実例をもとに紹介しましたが、実は100日間の旅の模様を『旅行記』として全て公開しています!

私、ゾノがどのような旅を経験したのか良かったら覗いてください。
100日間の世界周遊の旅行記はこちら

というわけで本日は以上です!

本記事が少しでも参考になったなら幸いです!!

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